靭公園 カメラと自転車



ニコンのカメラ
家に来てから数ヶ月は経つのに
すこしも手にすることなく今に至る

お弁当のバイトが先日終了して
ほいと自分のなかに空白ができて
そこに流れ込むみたい
写真を撮りたい思いが満ちてくの感じる

お昼過ぎ迄ぐったりねたおして
なにかに申し訳ないような気分で
その気持ちの隣に立っていた
写真撮ってみようかの思いにまかせ
カメラにショルダーをとりつけて
ぶらり靭公園、自転車押して歩いてく

公園をあるくひと、わんこ、木々
みんなが幸せそうに笑顔でいて
空気がとてもゆっくり、
水面が風でたゆたうようで
穏やかで
静かで


使い方のわからぬまま
カメラを取り出し
スイッチを入れる

ふいとシャッターをきろうとするけど
反応しなくて少し焦って
いろんなボタン、ばちばちあてなく切り替えてると
やっと一枚、撮ることができた。

デジタル一眼は以前雑誌の仕事で使っていたから
なんとなくでも覚えているかと思ったけど
もうさっぱり記憶にない。
設定の表示が多すぎるね。

フィルムは自由だったなぁとかも思いながら
でもバシャバシャと瞬間をきりとる音は
変わらぬ気持ちよさで
たぶん10枚くらい、
初めてこの新しいカメラで
写真。この日に撮った




公園に来る前
自転車屋さんに寄って
変速がきかなくなった自転車を治してもらおうとしたら
もう私の自転車は年を取りすぎていて
修理ができないと言われた


こないだmacbookでも同じことをいわれたけど
そのときよりも、胸がつまる感じになった
自転車は母から譲り受けたもので
今年で26歳になる
長い付き合いのなかで、
数々の奇跡みたいなことも共に経てきた自転車
変速きかなくてちょいと困難になったとしても
これからも仲良く日々をゆきたいと思った


大切な人やものが健やかでいるって
それがあたりまえにそうであることって
泣けるくらい幸せなことだ。

それを、あたりまえのなかで
感謝して、触れて、感謝して
大切にしてゆきたいと思う。いつも。












幻日と逆さ虹




 今日の空は一日すごくて
 もう一回見ておこうかとベランダ出たら
 逆さの虹と特別なエネルギーで動く雲
 大慌てでカメラつかんで外へ飛び出し
 近くの橋を目指して
 寒さを忘れて走った


























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