5月『THE BIGISSUE ビッグイシュー』

bigissue

   THE BIGISSUE VOL.349 ボブから学んだ人生哲学

 

はじめてBIGISSUEを買うときは

販売員さんに声をかけるハードルが

なかなかに高かったのだけど

その最初の山(緊張)を越えたら

緊張もおかしな怖さもみじんこに消え

それからは販売員のおじさんとお話しするの楽しみに

土佐堀に住んでたときは肥後橋のおじちゃん

京都へ移ってからは、梅田の歩道橋の上で

自身で月刊誌も作られている濱田さんから

月二回発行されるビッグイシュー、購読している。

 

肥後橋のおじちゃんは、野鳥の会のように

どんなに遠く離れたところからも

ものすごい目力で、カッっと私に気づくのを

わたしも遠く離れていても、それに気づく

へんなテレパシーのような

ふしぎな交流を感じていて

そして人が行き交うオフィス街で

ひとり際立つ澄んだオーラのおじちゃんを

わたしは妖精のようにも思ってた。

 

大阪を離れて京都の二年は

肥後橋まで買いにゆくことできないでいたけど

昨年末に大阪へ戻り

年明け、おじちゃん元気でいるかなと

少し不安にいつもの場所へ近づくと

変わらずのふしぎセンサーびかっとに

二年ぶりですねと声をかけてくれた。

 

しばらく体調を崩してて

販売に出られなかったんですと話される

おじちゃんは、より小さく顔がしぼんで見えて

ほっとしてすぐ不安になったけど

それでも会えて、また販売に立てるようになられて

ありがたい想いになる。

 

 

京都へ引っ越してからは

阪急から西梅田への移動、

地下の人波をさけて歩道橋をわたるとき

高架の工事が終わり

もとの場所(歩道橋の上)に戻られた濱田さんから

再び雑誌、購入するようになった。

 

毎月濱田さんが自主制作されている

ビッグイシュー梅田通信「ちょっとひとやすみ」

村下孝蔵さんの歌詞をおもう丁寧なことばのリズム

わたしはいつもひとつもとけないクイズの出題

4ページの冊子を読むのが楽しみで

大阪へ戻ってからも、

新刊は濱田さんから購読している。

 

bigissue

        濱田進さん発行 ビッグイシュー梅田通信

 

いつのころからか、それは工事前から

工事後もそうだけど

梅田の歩道橋の道、ゴミがすこしも落ちてなく

いつも気持ちよく通れるようになっていて

京都からの通いで朝にそこを通ることで

その謎がとけた。

販売を開始する前に、歩道橋の端から端

あんなにひろい面積をていねいに

濱田さんゴミ拾いをされているのを知ったから。

 

感謝を伝えたら、みんなが気持ちよく通れるようにと

濱田さんはどこかかたい笑顔でそういって

濱田さんから感じてた、どこか盾をおもうバリア

そのときバリアに、思わなくなった。

 

大阪へ戻ってからの忙しさで

ひと月買いにゆけなかったとき

姿みないから心配してましたと言葉をくれて

肥後橋のおじちゃんも、濱田さんからも

うちはものすごく、ものすごく

ひびにないものもらっているのを

ほろほろと、あらためて、自覚した。

 

 

わたしはそれまでも、

ライフのレジのおばさんや

オドナマルシェで毎週会えるご夫婦からも

おなじなにかをもらってて

そのなにかというのは

なんというか、昭和の感覚

いまの時代かぎりなく薄まった

人と人との交流でかんじあう

なつかしい、あんしん。

 

ともだちもしりあいもほとんどいない私は

実家にも一年にいちどしか帰らなくて

見ない、感じないようしてるけど

どこかでは常にさびしいのだと思う。

 

ビッグイッシューのおじちゃんふたりは

そのわたしを、知ってくれてる

気にかけてくれてる

それは、ひとを生かすちからになる。

ふたりが元気でいてくれる

わたしは、助けられている。

 

 

雑誌の内容すこしも書いていなかった。

こんな言い方はないかもしれないけれど

読むたび常に思うのは

新聞よりも、BIGISSUEを読む方が

日本、世界のリアルを、知ることできる

 

ページ全体文字びっりしりで

(写真、イラストも随所に

記事ごとにデザインも凝られています)

込められた情報量多いぶん

さらさらっとは読めないから

読むときは新聞や本を読むよりも集中力がいり

はんぶん勉強の気持ちになるけど

そこにある情報は、新聞テレビだけじゃ

得られないものいっぱいで

特に農、自然、菌類に関する記事は

スペシャリストの声がきけ

ものすごく、学びになる。

 

こんなに情報がぎゅうぎゅうで、

また購入することで、ホームレスのかたの

支援にもつながるビッグイシュー

(一冊350円につき180円が、

販売者さんの収入になります。)

 

公共機関や銀行や病院の待合室

あたりまえに置かれていたらいいのにと

ほんとう思う。

読めば、社会の、世界の見方

決められた見方じゃない視点

じぶんに、取り戻せられる。

ほんとう、そう思う。

 

特にすきなコーナーは

販売員のかたの人生相談と

その悩みにあわせた枝元なほみさん

お料理レシピ。(単行本化されました!)

どこかの号、肥後橋のおじちゃんが

読者の相談に答えられていて

それにもわたしは、はっとげんき

はげましをもらう。

その質問と回答、抜粋します。

 

結婚したいですが出会いがありません

結婚はいつかしたいと思っていますが、

出会いがありません。いつかと思っているから

ダメなのでしょうか。日頃どういう心持ちで

いたらいいのかアドバイスがほしいです。

(30代/女性/会社員)

 

出会いというのはね、ないと思ってたら

翌日にあったりもするんですよ。

だから、いつ出会ってもいいように、

誰に対しても優しい気持ちでいることと、

できれば誰とでも少しおしゃべりするように

するのがいいと僕は思います。

とりとめのないことでも少しおしゃべりすると、

人となりがお互いに ぼんやりと見えてきて、

次の会話にもつながったりもしますからね。

(大阪・肥後橋/Sさん)

 

 

BIGISSUE、各地の販売員さんから購入できるほか

定期購読も可能です。
THE BIGISSUE   H.P.   twitter

 

また、ご予約時 にじのわフォーム メッセージ欄に

「ビッグイシュー希望」冊数 メッセージ頂けましたら

にじのわセレクトのバックナンバー お持ちします。

どんな内容なのかなと気になられているかた

ぜひ気軽にお声おかけください。

 

これから雨と続く夏、屋外での販売もハードな季節

地球の環境は圧倒的でも

気持ちができることは大きくおもい

ひと、いきもの、地球

想いあい、助け合って

みんないっしょに、元気になりませう。

 

 

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