9月 『樹木希林 120の遺言』樹木希林

120の遺言

 『樹木希林120の遺言  死ぬときぐらい 好きにさせてよ』樹木希林

 

取材や対談での樹木希林さんのことばが

各章のテーマに沿って、あつめられた本。

以下 本文からの抜粋になります。

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自分の判断を超えるものに対して、

拒否したり溺れたりしないで

もう少し自然でいたいなあと思うのね。

だって、それほどわたしは強くも弱くも

偉くも駄目でもないんだもの。

雑誌の連載で神や宗教的なものについて綴って。1977年9月

 

私にとっての神は、光みたいなもんだと思うのね。

「神様のバチが当たる」っておどかされて、

よくおどろいたんだけど、 神様ってのは、

そんなセコいもんじゃないと思うのね。

拝むと功徳があって、拝まないとバチをあてるなんて

裏口入学みたいな かけ引きするわけないもの。

光は、生をうけたもの全部にあたるんで、

ただ、うけとるこっち側が、

スモッグがかかってるか晴れてるかによって

その光は、くすぶったり、輝いたりするんだと思うのね。

いずれ科学も進歩して、

心を反射する光を究めることができるかもしれないけど、

それまでは、自分の判断を超えるものに対して、

拒否したり溺れたりしないで

もう少し自然体でいたいなあと思うのね。

だって、それほどわたしは

強くも弱くも偉くも駄目でもないんだもの。

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戦争って、自分のすぐそばの人たちとの戦い。
ドキュメンタリー番組で沖縄の辺野古基地建設予定地を訪れ、

戦争について語って 2015年8月

 

私は戦争って、こっちの国とあっちの国の戦いだというふうに

思っていたら、なんのことはない、

自分のすぐそばの人たちとの戦いであるんだなっていうのが、

あらゆるところで実感でしたね。

自分の国がこういう方向に行った時に、

そうでない意見を持った時に、とても、

すぐそばにいる人たちを説得できない、

あるいは説得されてしまう自分との戦いであって、

決してよその国との問題というのは、

それが起きてから出てくる悲惨さというのは、

むしろ自分の身の周りにいる人との戦いのような気がして。

そんな結論でした。

見誤らないように、生きていきたい、

生きていかなきゃいけないという感じです。

よその国とかっていう、

対中国、対韓国、北朝鮮とかアメリカとか、

そんなことじゃないって私は思いましたね。

それが私の戦争というものを考える、元になりました。

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本の中でもこの二つのことば、

おなじくの想いもあり、印象にのこりました。

映画『あん』と『人生フルーツ』を観たときも

生きることと死ぬことを、希林さん、

そばでナビゲートしてくださったように思う。

特に『あん』は、わたしもからだを離れたら

木になりたいと(遺灰を養分に)その想いは

映画をみてつよくなって(それまでは海だったのだけど)

 

今年、父が植えたいちじくの木から初めて実が成り

その小さいけどいちども食べたことのないいちじくの味に

木を植えたときの父の想いがふぁーっと胸に伝わって

からだの死は死じゃないんだと

アナスタシアのそのひとは生き続けるの意味

木のおかげ、ほんとうにわかった。

 

日本、木が減っている。意図的に、減らされている。

石材屋さんはえってなるかもしれないけど

お墓のかわり、木を植える選択肢、増えたら

そのひとを想い出す機会、もっと自然に増えるように思う。

お墓を管理しなきゃいけないとか、そのための費用も、

プレッシャーや、かかる負担、へると思う。

 

本から離れてしまったけど

120の遺言、最後の章にあった

 

「いつかは死ぬ」じゃなくて

「いつでも死ぬ」という感覚なんです。

 

という希林さんのことばも

父にサンさん ともこさんとの別れが同時にあったとき

じぶん自身のこととして、それはいまも

つよくおなじくの思いで在る。

 

だからこそ、いまをなるべくにこんかぎり

後悔ないよう、もらったもの、じぶんにあるもの

出会えるひと、いただいた機会に尽くせるよう

いまをじぶんを生きれてる

そのときが、いつきてもいいように。

 

死を意識して生きることは

意識的に生きるのと、おなじところにあると思う

 

 

『樹木希林 120の遺言』

死ぬときぐらい好きにさせてよ

著者 樹木希林 出版社 宝島社

https://tkj.jp/book/?cd=TD291929

 

 

 

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