11月 『イシという灯明』片一也

イシという灯明

 

2012年3月、亡命先のインドデリーで

自らの命をかけ チベットの自由を世界へと訴えた

ジャンパル・イシさん  その日にいたるまでの、

片一也さんによる ノンフィクションの記録

 

『イシという灯明』 

片一也 著 ホルス出版

http://www.presssarisari.com

 

身を焼いて自分の命を行使する

そのとき胸中にある想い

パソコンの画面から

報道を知るのみの自分には

打ち付けられる衝撃以外

決意の重み、計り知れなくて

ただただ胸に巨大な穴があいたまま

閉じることなく 今日まで

その穴からは、

チベットの自由を求め訴えられる

たくさんのひとの叫び

ごうごうと渓谷を渡る風みたい

胸のなかから届き聞こえる。

 

本の終わりにも書かれているように、

世界からの注目も集まった2008年チベット騒乱以降も

中国とチベットの関係性、その状況も

なにも変化していないどころか

中国政府によるチベットウイグルへの監視に強制そして弾圧は

年々強まっているという。

 

自分の身を焼くことでしか

世界へ訴えることができない

そこまでチベットのひとたちを追い詰めさせているのは

共存共栄の共の字のない

中国政府の一方的で支配的な強引さ、だけじゃない

世界の無関心、世界の無反応の大きさも

とっても大きい。

 

映画カンタ!ティモールでは

たくさんのひとが死ぬことで

世界に報じられると、無差別の虐殺が行われるさなかへ

飛び込んでいく若者たちがいた。

 

いま、香港でも、自由と民主主義を守るため

学生を中心に、みんなが命がけで戦っている

 

日本国内でも、沖縄の基地問題

リニアやダム、自然を破壊するだけの無駄な工事

狂っているとしか思えない原発の新規設置計画も

そこに住まう人たちが、自身の大切な時間と命を

抗議の活動に、注ぎ続けてくれている

この先の未来のために

お年寄りも、からだをはって

建設のストップを、訴えられている。

 

その訴えの先にいるのは

ほんとうに、思うのは

むちゃくちゃな お金と利権と策略しかない

ひとのこころを持たないゾンビなようで

地球が与えてくれているもの

共有し ともに生きる

おなじにんげん、わたしたち。

 

国を動かすのも、変えるのも

その決定権や行使力をもつ権力者じゃない

ゾンビたちじゃない、

こころを持って生きている、わたしたち。

 

わたしたちしだいで

わたしたちが与えた権力を行使するひと

ゾンビにも、ヒーローにも

愛すべきひとにもなりうる

 

勝ち負けじゃなく

みんながしあわせにだってなれる

 

いまの安倍政権を動かせているのは

アメリカでもディープステートでもない

わたしたち。

 

だから、無関心でいちゃいけない

知ることの、大きさ

 

自分自身の日々でもうじゅうぶんに

それだけで大変で、

政治や世界、社会の問題まで、追ってられない

けど、放っておいたら

結果、じぶんの日々に、暮らしに

放っておいたあらゆるが、まるっと反映されてしまう

政治と暮らし、遠いようで

海と魚みたい、密接、切り離せない。

 

チベットにウイグル、パレスチナにリビア

いま南米、アマゾンも、大変なことに

権力支配、領土問題、開発、宗教問題による

対立、紛争、戦争状態にある地域や国々

 

暴力による支配や弾圧

報道されず、巧妙に覆い隠されたまま

地球規模の破壊やひとがたくさん死ぬことで

そうしてやっと注目されて

世界からおかしいのこえがあがる

誰の目にもとどくほどの悲惨の極みにならないと

世界からの問題解決へ向けたコミット起こらない

長くこれまでも、いまも、そうであっても

 

ひとりの命も何十万人の命も

命は数じゃない、たったひとつの無二なのに

自由への道を、死に託さないでほしい

生きるを選んでほしい、

じぶんの命を、自由のために使ってほしくない

 

生きることを選び

みんなでスイミーみたい集まって

命をかけることなくそれぞれの魂をこめ

こころと、現実的、具体的イマジンで

みんなで道を作りたい。

 

だけどそう思うだけじゃ、

ほんとうなにも変わらない

 

じぶんの目の前、自分の暮らし、

つながり、関わりあう社会、ひと、世界

しんに見つめ、本気で考え、本気で動く

じぶんの内にビジョンをもって、いまをある。

いま、そのとき。

 

その一番の最大の表明であり行動は

選挙で自分の一票を未来に投じることであり

たとえば買い物、ひとつの選択

そのときにかけることば、ひとつの表現

そんな日々のちいさなことも、

そこからなにかの波紋がうまれるかもしれない

それがもしかしたら倍音へと、共振へと

つながるかもしれない。

おもいを行動に、ひとつ、ひとつ。

 

 

体に火をつける その瞬間の想い

じぶんには計りしれなく、だけど

現地でイシさんの足跡を追って書かれた

片さんのことばのひとつひとつは

その場にそのままいて目にするような

『レヒーナ』にも近い感覚になるもので

 

自分を灯明にすると決めた

イシさんの決意

おなじじゃないけど、一滴であっても

じぶんのなかで、その想い、その覚悟

ただニュースで知るのではない実感を

じぶんの内に感じるのを、

片さんの写真と言葉、ガイドみたい

案内をしてくれた。

 

彼は遺書で、自由がなければ喜びや幸せは

風にさらされる灯明のようだと言い、

自らの体を灯明のように燃やした。

        『イシという灯明』片一也

 

続けている、ちいさなできること

Wi-Fiのネットワーク名は FREE-TIBET

チベットに、自由を。

 

あたりまえの自由を、

あたりまえにみんなが生きられる社会を。

そのための、いま、わたしを。

 

 

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