カンタ!ティモール

(2回目の上映会開催にあたり、加筆修正しました)



あまりに情報量が多い
どのシーンもが 目に意識に焼き付いて
うまれる振動 つねに新しく内側をふるわせる
そこにあるものを、
ほんとうは、わたしたちは 知っていて
ただ、この目の前の今を生きるなかで
忘れてしまっている

過去からいま、そして未来
あらゆる瞬間に存在し
この世界を満たしている
人がこの地に生かさせてもらっている
目にみえない意思
目にみえない力
働きかけ

経済というシステムが踏み入る前
その目にみえない存在
みえない力は
あたりまえに人のそば
ひびの暮らしのなかにいて
人はその力の宿る、海と大地、自然に対し
畏敬の念を持ちながら
恵みと育み、生かされている、その毎日を
感謝とともに生きてきた

共存、均衡
すべてはバランスのもとに
めぐり続ける巡回のサイクル、
この世を成り立たせているしくみ
人間以外の生きるすべては
あたりまえにそれをわかっているのに
人はそのしくみを忘れてしまったことで
世界のバランスは失われ
辿る近い未来の可能性を、
映画のなか、触れることができる。

作品を通し呼び覚まされる
わきあがる感覚を
いくらも言葉にできなくて

古代から今
静かに脈々と受け継がれてきた
神聖なる叡智
その見えない精神性を
自分には、想像もできないような、
壮絶な状況下で体現して生きる、
東ティモールのひとの姿
語られる言葉、その奥に深く広がる
消えることのない はかりしれない悲しみ

光と暗闇、
目映い映像として心へ飛びこむ
循環する血のように
たえまなく、ながれ続ける音楽
音、ダンスの力
インドネシア政府が何よりも恐れたのは
大地を踏みしめ、輪になって踊るテベ

忘れている
でも今のとき
もう一刻でもはやく
思い出す必要をおもう
自身の内は知っている
目に見えない力、その作用
いま、触れる人
ひとりでも増えれば
たくさんの命が失われることで
なされる平和と
違う未来があると、
この希望そのもののような作品は
みるひとの、
魂のスイッチを押すのだと
私はむちゃ、押されてから
この作品に出会えたこと
感謝をこえて、
そして言葉、ならなくなります。


おまえが暮らす大地を敬い
神々とともに暮らしなさい
そうすれば、人は繋がっていく
その先で 私たちはまた会える


その日、ひとつの空間で
集ったみんなと映画をみる
そのとき、不思議ななにか
きっとご体感を頂けるとおもいます。
ご参加、お待ちしております。